http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080218-00000110-mai-soci
<大林組>株主オンブズマンが提訴へ
2月18日20時2分配信 毎日新聞
企業監視グループ「株主オンブズマン」(大阪市)が、大手ゼネコン「大林組」の社員が過去に関与した6つの談合・汚職事件の損害金として、歴代役員に総額約39億円を賠償させるよう同社に提訴請求していた問題で、同社は「全役員に注意義務違反はなかった」と18日までに回答した。同社が役員の責任を追及しない意思を示したことで、同オンブズマンは3月末にも株主代表訴訟を起こす。
和歌山県発注の公共工事を巡る官製談合・汚職事件など5事件について、同社は15日付の回答書で「担当者が秘密裏に行ったことで、全役員は事件に関与していない」と回答した。同社が公正取引委員会の課徴金納付命令を拒否している「東京都新都市建設公社」発注工事は「談合行為は存在しない」とした。
また、大阪府枚方市の官製談合・汚職事件に関与した同社元顧問2人への社有車提供や、保釈金計2300万円の肩代わりついては「適切さを欠く行為を行ったことは反省すべき点がある」とした。【川辺康広】
最終更新:2月18日20時2分
* 2006年(平成18年)5月11日 防衛施設庁談合事件にからむ不正入札に関して、国土交通省から30日間の営業停止命令を受けた。同事件に関係する営業停止命令はゼネコン大手など8社に及んだ。
* 2006年(平成18年)8月14日 下請先である三国屋建設株式会社がクレーン船のアームを高圧線に接触させ、首都圏大規模停電を招いたことにより、千葉県浦安市により半年間の指名停止処分が下された。
* 2006年(平成18年)10月18日 同社が大阪国税局の税務調査によって、約11億円の申告漏れを指摘されたことが判明。国税局は約3億5000万円を追徴課税した。
* 2007年(平成19年)5月 大阪府枚方市が2005年(平成17年)11月に発注した清掃工場建設工事に絡み、競売入札妨害(談合)容疑により、顧問と社員2名が逮捕された。これを受けて脇村典夫社長を含む一部の役員が辞任している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080215-OYT1T00055.htm?from=main4
島根の民営刑務所で鉄筋配置ミス、大林組が工事やり直し
大手ゼネコンの大林組(大阪市)が島根県浜田市に建設中の民営刑務所で、地下共同溝に設置する柱のうち70本で鉄筋の配置を間違え、柱を解体し、工事をやり直していることがわかった。
工事担当者が設計図を読み違えたのが原因といい、同社は「刑務所の開設時期には影響がないが、関係者に心配をかけおわびする」としている。
この施設は、法務省が建設・運営を民間に委託する「PFI方式」の刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」。
法務省や施工する大林組によると、受刑者の収容所や職業訓練所が入る4階建ての建物(延べ床面積約9万6800平方メートル)の地下共同溝工事では、設計上、柱1本あたり鉄筋(長さ約4メートル、直径25ミリ)を16本か22本使用することになっている。
工事は昨年6月に着工。共同溝に設置する柱の中に、鉄筋の本数は正しかったが、例えば、南北方向に鉄筋を多く配置する柱に誤って東西方向の面に多く配置するなど、設計とは逆にしたケースがあることを、昨年12月11日、工事監理者が発見した。
大林組でさらに調べた結果、共同溝の柱計210本のうち、70本で鉄筋の位置に間違いがあったという。
同社では今年1月24日から、問題の柱を解体し、鉄筋を設計通りに配置する工事を始めている。刑務所は当初の予定通り、今年10月に開設できるという。
大手ゼネコンを巡っては、清水建設や竹中工務店が建設中のマンションで、鉄筋の本数不足や、強度の劣る鉄筋使用など施工ミスが相次いでいる。
(2008年2月15日03時06分 読売新聞)
島根あさひ社会復帰促進センター
http://www.shimane-asahi.co.jp/
http://www.obayashi.co.jp/news/index.html
大林組HPより
http://www.obayashi.co.jp/solution/pfi/etc5.html
施設概要
所在地
島根県浜田市旭町丸原155番1 他
敷地面積
325,000m2
構造 ・規模
庁舎(S造 地上2階)
収容棟(S及びRC造 地上4階)9棟
管理・面会・医務棟(S造 地上2階)
公務員宿舎(RC造 地上6階)6棟 他
延床面積102,510.99m2
設計建設期間
平成18年10月
~平成20年9月
■事業概要
主催者
法務省
事業名称
島根あさひ社会復帰促進センター整備・運営事業
業務内容
刑務所施設、公務員宿舎及びこれらに付帯する施設の設計、建設業務
同施設の運営業務
同施設の維持管理業務
事業類型
BOT方式
運営維持管理期間
平成20年10月~平成38年3月(17.5年)
落札時期
平成18年10月4日
SPC
島根あさひソーシャルサポート株式会社
SPC資本金
10百万円
(当社48%、綜合警備保障(株)15%、日本電気(株)8%、(株)合人社計画研究所8%、(株)グリーンハウス5%、丸紅(株)4%、イオンディライト(株)4%,コクヨ中国販売㈱4%、(株)ピーエイチピー研究所4%)
事業契約
平成18年10月20日締結
■事業紹介
地域と共生する官民協働による新しい刑務所施設
近年の犯罪状況の悪化に伴い、多くの刑務所では収容人員が定員を上回る過剰収容状態となっています。本事業は、この著しい過剰収容とそれに伴う処遇環境の悪化等を緩和・解消するため、犯罪傾向の進んでいない男性受刑者2,000名を収容する刑務所を新たに整備し、官民協働による運営を行うものです。
当社を代表とするSPCは「国民に理解され、支えられる刑務所」という基本理念の下、刑務所の運営に地域の人材や資源を積極的に活用するとともに、施設に設置する診療所や民間のネットワークを活かして誘致した子育て支援施設や盲導犬訓練センターなど、施設の一部を地域住民に開放し地域に受け入れられ、共生する施設運営を目指していきます。
■事業スキーム
島根あさひ社会復帰促進センター整備・運営事業