http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070604-00000024-mai-bus_all
大林組は4日、大阪府枚方市発注の清掃工場建設工事の談合事件を受け、大林剛郎会長(52)と脇村典夫社長(67)が引責辞任する人事を発表した。後任の社長には白石達・専務執行役員(59)を充てる。ただ、大林会長は取締役として経営陣に残り、脇村社長は特別顧問に就任する。28日の株主総会後の取締役会で正式決定する。談合事件を受け、大手ゼネコンのトップが引責辞任するのは異例。
大林剛郎会長は創業家出身。大林組は「一連の事態を重く受け止め、この機に経営体制を刷新し、社会からの信頼回復に向けて新たなスタートを切ることにした」と説明している。
同社は枚方市の談合事件に絡んで先月29日に顧問と社員2人が逮捕された。昨年から今年にかけ、防衛施設庁の官製談合、和歌山県発注の公共工事を巡る談合、名古屋市地下鉄工事と立て続けに摘発を受け、特に名古屋市の事件は同社など大手ゼネコンが談合決別を宣言(05年12月)した後も談合を継続していたことが判明。しかし、大林会長と脇村社長の経営責任は報酬の一部返上にとどまっていた。【上田宏明】
▽白石達氏(しらいし・とおる)東大工卒。71年大林組入社。東京建築事業部副事業部長、常務取締役などを経て、07年4月から専務執行役員東京建築事業部長。59歳。
読売新聞より
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070604i201.htm
枚方談合、大阪府議は3000万円受領か…逮捕の業者供述
大阪府枚方(ひらかた)市発注の清掃工場建設を巡る官製談合事件で、逮捕された兵庫県西宮市の建設会社「羽衣組」社長・松山武仁容疑者(65)が、大阪地検特捜部の調べに対し、大手ゼネコン大林組から受け取った3000万円を、当時枚方市議だった府議(49)に渡したことを認める供述を始めていたことがわかった。
府議は当初、大林組に受注謝礼として、受注額の2%(約1億1000万円)を要求していたことも判明。大林組から金額の調整役を依頼された松山容疑者が府議と交渉、3000万円に「値切った」という。特捜部は近く、府議を事情聴取し、3000万円の流れを解明する方針。
これまでの調べで、大林組顧問・森井繁夫容疑者(63)(逮捕)ら同社側の3人は受注謝礼として4000万円を支出。1000万円は、府警捜査2課警部補・平原幸史郎容疑者(47)(同)の要求を受けて、大阪府泉佐野市の建設会社「国土建設」社長・山田睦司(ちかし)容疑者(46)(同)経由で平原容疑者に渡り、残る3000万円は、松山容疑者が受け取っていたことがわかっている。
調べなどによると、府議は平原容疑者から森井容疑者を紹介され、中司(なかつか)宏市長(51)も含めた4人で会食。森井容疑者から数回、訪問を受けていた。
こうした経緯から、府議は「第2清掃工場」(仮称)の建設工事の受注を市側に働きかけたとみられ、大林組が予定価格の約98・4%に当たる55億6000万円で落札した後、森井容疑者らに受注額の2%を要求したという。
しかし大林組側は「金額が大きすぎる」といったん断り、取引のあった松山容疑者に調整を依頼。最終的に、3000万円で合意したため、松山容疑者を経由して府議に渡ったという。
特捜部は府議が受け取ったとみられる3000万円が、さらに市側に流れた可能性もあるとみて、近く、府議から事情を聞く。
読売新聞の取材に対し、府議は「森井容疑者から受注を依頼されたことはなく、金銭の授受も一切、ない」などと話していた。
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2007年6月4日 のアーカイブ
大林組トップ引責辞任、枚方市談合、大阪府議関与
Posted in 談合 on 2007/06/04 | Leave a Comment »