http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070501-00000001-ryu-oki
建設業解雇3割増 公共工事減、談合が打撃
5月1日9時40分配信 琉球新報
沖縄労働局は4月30日までに、解雇や廃業といった事業者都合による建設業退職者(解雇者)の推移をまとめた。2006年の解雇者は計1886人に上 り、05年に比べ32・4%(462人)増となった。年々減り続ける公共工事費に加え、06年の県発注工事をめぐる談合問題によって業者の経営難が一層進 み、末端の従業員が影響を受けている実態が浮き彫りになった。
談合問題の損害賠償金約84億円を県が建設業界に対し請求するのはこれからで、今後の影響拡大も予想される。
公共工事費減により建設業界が受ける影響などを調査するために、雇用保険の適用・給付状況から、保険喪失理由が事業者都合によるものを04年までさかのぼって集計した。
解雇者数は04年が計1458人、05年は計1424人と推移していたが、06年は1886人と急増。同局職業安定課は「公共工事の減少や談合事件の影響が考えられる」と推測している。
県内建設業の雇用保険適用事業所は12月末現在で比較すると、03年が4256件、04年が4266件、05年は4196件と推移。06年は4103件と前年比で93件減少している。
職業安定課は「もともと県内は建設業者が過多の状況にある。経営基盤が弱い中小企業が多いので、構造改革によって公共工事費が減ったことが徐々に影響してきているとも考えられる」と指摘している。
県内公共工事の建設投資額は、ピークだった1998年の約4481億円に比べ、06年は約2420億円と55%程度となった。
独占禁止法違反で公正取引委員会から06年3月、県指名特A建設業者のほぼすべてに当たる152社が排除措置命令を受け、136社は総額約31億円の課徴金納付を命じられている。
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